プラモデルを作っていると音楽が恋しくなる。

プラモデルを作る作業というのは、凄くストイックで、陶芸家や刀鍛冶に相通じるものがあるような気がします。
【食欲】【財欲】【色欲】【名誉欲】【睡眠欲】の五欲のどれ一つとも結びつかない作業に何時間も何日も何週間も打ち込んで、一つの作品を完成させる。
一つの作品を完成させると、あれこれと気に入らない点が出てきて、次の作品に活かしたくなる。
これはもはやプラモデル沼ですね(笑)
カメラを趣味にする人にはレンズ沼というものがありますが、それに近いような気がします。

それで、一人で小説を読んでいる時には、特に音楽を聴きたいと思わないのですが(物語に感情移入する妨げとなるため)、夜中に一人でプラモデルを作っていると無性に音楽を聴きたくなります。音楽にノッて、グルーヴしながらプラモデルを作る感覚というのか、そういうのが好きなんです。

何か、形のある立体物を自分の手で作り上げる楽しみというのは確実に存在すると思います。
この世に一つしかない一点もので、売り物にする訳でもない。
自分で見て楽しむ、或いは作品の写真をネットにアップして同好の士と意見を交わす、そうしたこともプラモデルの魅力の一つでしょうか……。

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